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いろんな意見のでる判決でしょうね。しかし、残された子供達の事を考えると妥当な判決のようにも思います。

どんなに辛くても追い詰められても幼い命が無くなったという事実はかわりません、二度と同じ事件が起きない事を願います。

そして、なくなった3男のぶんまで残った子供たちに愛情を注いで欲しいです。


残された子帰宅願う…三男死なせた母に執行猶予
読売新聞 10月4日

 東京都目黒区の自宅で昨年9月、三男(当時5歳)の顔にゴミ袋をかぶせるなどして死亡させたとして、傷害致死罪に問われた母親の重田史都(しづ)被告(42)の裁判員裁判で、東京地裁は3日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役4年)の判決を言い渡した。

 田辺三保子裁判長は「仕事と育児の負担に夫の病気も重なり、肉体的・精神的に追い詰められていた」と実刑を避けた理由を述べた。

 判決は、被告がゲーム機で遊びたがった三男を厳しくしつけようとして、手足をひもで縛ってゴミ袋をかぶせ、粘着テープで塞いで呼吸不全にしたと認定。しかし、被告は犯行前夜から睡眠導入剤と焼酎を一緒に飲んでおり、判決は「自分の行動を抑える能力が低下していた。併用の危険性は一般に知られておらず、過度に非難できない」と指摘。残された3人の子どもらが一日も早い帰宅を願っていることなどを有利な事情として、「公的な監督の下、社会生活の中で更生させ、反省させるのが相当だ」と判断した。






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