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裁判員裁判が適用される事件が内定しました!
審理予定が固まったのは殺人事件。
量刑についての審理が主となる予定で、審理には4日間かかる。
これは、初めて裁判に参加する裁判員への負担が大きすぎないよう、
休憩を適宜取るなどの配慮が含まれているそう。

どのような結果になるのか注目される事件となりそう


◆裁判員制度:8月3日に裁判員裁判 東京地裁で「内定第1号」
(2009年6月11日 毎日新聞)

5月21日にスタートした裁判員制度で、初めての審理予定が10日固まった。東京都
内で発生した殺人事件を巡り、東京地裁で同日行われた第1回公判前整理手続きで、8月
3日に初公判を開き、同6日まで4日間連続で審理して判決を言い渡す日程が内定。正式
には12日の第2回整理手続きで決定するが、裁判員裁判「第1号」になる公算が大きく
なった。
審理予定が固まったのは、東京都足立区の路上で今年5月、近くに住む女性(当時66
歳)を刺殺したとして殺人罪に問われた無職、藤井勝吉被告(72)の東京地裁(秋葉康
弘裁判長)での公判。弁護人によると、被告・弁護側は起訴内容を認め、被害者との関係
ややり取りをもとに情状酌量を求める方針で、量刑が主な争点になる見通し。公判には被
害者参加制度を利用して被害女性の長男(37)が出廷予定。
12日に正式決定すれば、地裁は同日中にも2万8000人の裁判員候補者名簿から5
0人程度をくじで選び、15日以降に呼び出し状と辞退希望の有無を尋ねる質問票を送る。
辞退を認められた人以外は8月3日午前に地裁に出向き、裁判長の質問など選任手続きを
経て裁判員が選ばれる。
審理は同日午後に始まり、目撃者など証人4人のうち1人の尋問を実施。4日は残る3
人の尋問と被告人質問。5日は被害女性の長男の意見陳述や論告求刑、最終弁論を行う。
同日午後から裁判官と裁判員が評議し6日に判決を言い渡す。
藤井被告の弁護人の伊達俊二弁護士は「通常1日半くらいで終わるが、裁判員は初めて
なので負担に配慮し、休憩時間に神経を使った」と説明。藤井被告は裁判員裁判での審理
は嫌がっていないという。検察側の証拠開示について伊達弁護士は「被告の供述調書を請
求前に開示するなど異例の速さだった」と評価。公判ではコンピューター画像で遺体の傷
口を再現したり、現場周辺の写真を法廷の大型モニターに映すなどビジュアルな立証が行
われる。
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