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裁判員の呼び出しに関しては多くの問題があるんですね。
あまり深いことを気にしたことなかったですが、離島の住人も障害者も呼び出されているんですね。
介助の必要な人に関しては介助者の確保をするということですが、手話とかって裁判で使うような専門用語あるのかな?
研修とか必要な気がするけど・・・


◆裁判員候補呼び出しにひと工夫…辞退理由は穴埋め式で(2009年6月17日 読売新聞)

全国初となる予定の裁判員裁判に向けて、東京地裁は17日、裁判員候補者に呼び出し
状を発送する作業を始めた。
全国の地裁でも発送準備が大詰めを迎えており、各地裁は、候補者が辞退希望を具体的
に記入できるような質問票を独自に工夫したり、裁判所周辺の駐車場マップを作ったりす
るなど、知恵を絞っている。
裁判員裁判では、初公判の6週間前までに50~100人の候補者が呼び出し状と質問
票を受け取り、仕事の事情などで辞退を希望するかなどを質問票に記入して返送する。回
答は裁判官が辞退を認めるかどうかを判断する際の材料になる。
ミカンや真珠の特産品で知られる愛媛県。松山地裁が作成した質問票は、「養殖業(真
珠・はまちなど)」「農業(みかん・米など)」といった地元産業を含めた21業種を示
し、「単に『農業』『会社員』ではなく、具体的な内容が分かるように記載してください
」と促した。収穫期や繁忙期で辞退がやむを得ないかを判断しやすくするためだという。
「私は【 】という会社の【 】という役職にあり、私が休むと【 】という損害が発
生する」――。学校の穴埋めテストのような方式を質問票に取り入れたのは神戸地裁。同
地裁総務課の担当者は「判断に必要な情報を的確に書いてもらえるのでは」と期待する。
一方、障害がある人をスムーズに迎え入れる態勢作りに取り組む地裁もある。
名古屋地裁では、質問票に「手話通訳」「点字翻訳」「車いす利用」などのチェック欄
を設けた。福岡地裁でも、手話通訳者や車いすの介助者が必要な場合、記入欄に書き込め
るようにし、申告があれば、地裁が介助者らを確保する方針だ。
交通事情に関する不安を解消するための工夫もみられる。青森地裁は、裁判所の駐車ス
ペースが不足することを想定。周辺25か所の有料駐車場や電話番号を記載した地図を作
成し、質問票に添える。仙台地裁も同様の取り組みを行う。
管内に壱岐、五島などの離島を抱え、飛行機やフェリーなど複数ルートが考えられる長
崎地裁は、候補者が利用できる交通機関を知らせる予定だ。支給される交通費は通常、最
も料金が安いルートに基づいて計算されるが、対馬の住民はフェリーと電車を乗り継ぐと
約7時間もかかるため、例外的に割高な航空機の利用も認める。同地裁総務課の担当者は、
「交通機関を事前に知らせることで、交通費に関するトラブルが起きないようにしたい」
と話している。
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