時給9万円ってものすごいですね。
2時間で日本の初任給が稼げてしまうとは。
これだけ報酬が高いと弁護士も訴訟を煽るだろうから、今後もっとスマホ訴訟が増えるでしょうね。
でも、これだけ訴訟が多いということは、どんな判決がでるかわからない状況なんでしょうね。
だから、負けそうでもとりあえず訴えれば勝てるかもみたいな訴訟が増えているのではないでしょうか。
裁判官も白黒はっきりしない裁判に無理やり判決を出さなきゃいけないわけだから、判決もブレてくるだろうしね。
訴訟合戦によって、お互いの会社が体力を奪われ、業界全体に悪影響を及ぼさなければいいですけどね。
◆特許専門弁護士は高額報酬 スマホ訴訟急増で時給1200ドルも(2012年8月24日 SankeiBiz)
世界のスマートフォン(高機能携帯電話)メーカー同士の特許訴訟が急増し、特許を専
門とする弁護士が引っ張りだこになっている。これらの弁護士は高額報酬を手にするよう
になり、時給が1200ドル(約9万4000円)に達する例も出てきた。
米スマートフォン最大手のアップルは米インターネット検索大手、グーグル傘下の携帯
端末メーカー、モトローラ・モビリティとの特許侵害訴訟1件に、少なくとも3200万
ドルを投じている。アップルは、世界各地で多くの訴訟案件を抱えているが、これはその
中の一件にすぎない。
これらを含めて、アップルがスマートフォン世界最大手である韓国のサムスン電子やモ
トローラ・モビリティ、台湾の宏達国際電子(HTC)と争っているスマートフォン「i
Phone(アイフォーン)」をめぐる特許侵害訴訟の費用を合わせると、数億ドルに上
ることは明らかだ。
こうしたなか、陪審員や判事が技術や難解な法律を理解できるよう手助けする能力を持
つ特許訴訟専門の弁護士が、当事者の企業に対して請求する時給は最高1200ドルに上
る。
参考人の報酬に関する文書に基づけば、アップルはカリフォルニア州サンノゼの連邦地
裁でのサムスンとの訴訟に出廷した参考人の報酬だけで200万ドル以上を支払った。
世界のスマートフォンの市場規模は昨年、62%拡大し2190億ドルに達した。市場
シェアの獲得と維持を目指す各社にとって訴訟費用は広告費用同様に投資の一環だ。
法律事務所レーサム・アンド・ワトキンスの弁護士、マックス・グラント氏は「スマー
トフォンをめぐる訴訟を闘い、問題が多岐にわたっていれば、誰も細かく費用便益分析を
するよう勧めたりはしない。誰もこれらの事柄について判断を下さない。ただ、『必要な
ものを勝ち取るために何でもしてほしい』と言うだけだ」と述べた。
(ブルームバーグ Susan Decker)
2時間で日本の初任給が稼げてしまうとは。
これだけ報酬が高いと弁護士も訴訟を煽るだろうから、今後もっとスマホ訴訟が増えるでしょうね。
でも、これだけ訴訟が多いということは、どんな判決がでるかわからない状況なんでしょうね。
だから、負けそうでもとりあえず訴えれば勝てるかもみたいな訴訟が増えているのではないでしょうか。
裁判官も白黒はっきりしない裁判に無理やり判決を出さなきゃいけないわけだから、判決もブレてくるだろうしね。
訴訟合戦によって、お互いの会社が体力を奪われ、業界全体に悪影響を及ぼさなければいいですけどね。
◆特許専門弁護士は高額報酬 スマホ訴訟急増で時給1200ドルも(2012年8月24日 SankeiBiz)
世界のスマートフォン(高機能携帯電話)メーカー同士の特許訴訟が急増し、特許を専
門とする弁護士が引っ張りだこになっている。これらの弁護士は高額報酬を手にするよう
になり、時給が1200ドル(約9万4000円)に達する例も出てきた。
米スマートフォン最大手のアップルは米インターネット検索大手、グーグル傘下の携帯
端末メーカー、モトローラ・モビリティとの特許侵害訴訟1件に、少なくとも3200万
ドルを投じている。アップルは、世界各地で多くの訴訟案件を抱えているが、これはその
中の一件にすぎない。
これらを含めて、アップルがスマートフォン世界最大手である韓国のサムスン電子やモ
トローラ・モビリティ、台湾の宏達国際電子(HTC)と争っているスマートフォン「i
Phone(アイフォーン)」をめぐる特許侵害訴訟の費用を合わせると、数億ドルに上
ることは明らかだ。
こうしたなか、陪審員や判事が技術や難解な法律を理解できるよう手助けする能力を持
つ特許訴訟専門の弁護士が、当事者の企業に対して請求する時給は最高1200ドルに上
る。
参考人の報酬に関する文書に基づけば、アップルはカリフォルニア州サンノゼの連邦地
裁でのサムスンとの訴訟に出廷した参考人の報酬だけで200万ドル以上を支払った。
世界のスマートフォンの市場規模は昨年、62%拡大し2190億ドルに達した。市場
シェアの獲得と維持を目指す各社にとって訴訟費用は広告費用同様に投資の一環だ。
法律事務所レーサム・アンド・ワトキンスの弁護士、マックス・グラント氏は「スマー
トフォンをめぐる訴訟を闘い、問題が多岐にわたっていれば、誰も細かく費用便益分析を
するよう勧めたりはしない。誰もこれらの事柄について判断を下さない。ただ、『必要な
ものを勝ち取るために何でもしてほしい』と言うだけだ」と述べた。
(ブルームバーグ Susan Decker)
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自分の手術のどこがまずかったかわからないってとんでもない医師ですね。
だいたい相手は70歳のおばあちゃんなんだから、いつも以上に慎重に手術を行わないとだめでしょう。
腸などに穴をあけちゃってるわけだから、危険な手術をしたわけですよね。
その結果相手を死亡させてしまってるんだから、とにかく反省してもらわないと困りますよね。
そうでなかったら、この医師はまた手術で人を殺してしまいそうですよ。
脂肪吸引死亡、品川美容外科医師に有罪判決(日本テレビ系(NNN) 8月20日)
東京・豊島区の「品川美容外科」で脂肪吸引手術を受けた女性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われていた医師に対し、東京地裁は20日、禁錮1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
この事件は、09年、豊島区の品川美容外科で、70歳の女性が腹部の脂肪吸引手術を受けた際、誤って女性の腸などに穴をあけ、死亡させたとして、医師・堀内康啓被告が業務上過失致死の罪に問われていたもの。堀内被告は裁判で、「自分の手術のどのような点がまずかったのかわからない」などと主張していた。
20日の判決で東京地裁は、「堀内被告が被害者の年齢などに十分な注意を払わずに漫然と危険な器具操作を繰り返した」と指摘し、堀内被告に禁錮1年6か月、執行猶予3年を言い渡した。
だいたい相手は70歳のおばあちゃんなんだから、いつも以上に慎重に手術を行わないとだめでしょう。
腸などに穴をあけちゃってるわけだから、危険な手術をしたわけですよね。
その結果相手を死亡させてしまってるんだから、とにかく反省してもらわないと困りますよね。
そうでなかったら、この医師はまた手術で人を殺してしまいそうですよ。
脂肪吸引死亡、品川美容外科医師に有罪判決(日本テレビ系(NNN) 8月20日)
東京・豊島区の「品川美容外科」で脂肪吸引手術を受けた女性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われていた医師に対し、東京地裁は20日、禁錮1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
この事件は、09年、豊島区の品川美容外科で、70歳の女性が腹部の脂肪吸引手術を受けた際、誤って女性の腸などに穴をあけ、死亡させたとして、医師・堀内康啓被告が業務上過失致死の罪に問われていたもの。堀内被告は裁判で、「自分の手術のどのような点がまずかったのかわからない」などと主張していた。
20日の判決で東京地裁は、「堀内被告が被害者の年齢などに十分な注意を払わずに漫然と危険な器具操作を繰り返した」と指摘し、堀内被告に禁錮1年6か月、執行猶予3年を言い渡した。
せっかく放射能から子供を守っていたのに、自分の暴力によって子供を傷つけたら意味ないでしょ。
放射能の影響を懸念する気持ちもわかりますが、いくら輸入食材しか食べないようにしても、今も放射能は漏れ続けているわけだから、群馬で生活してたら意味がないんですよ。
あまりにエスカレートしすぎると今回のような結果になってしまうので、ある程度諦めるといったら語弊がありますが、放射能のことはほどほどにしておいた方がいいと思います。
でないと、生活に影響が出すぎて、生きづらくなってしまいますよ。
前橋の次男虐待:母、公判で証言「放射能懸念でストレス」 懲役1年を求刑 /群馬(毎日新聞 8月14日(火))
連れ子の次男(10)に虐待して軽傷を負わせたとして傷害罪に問われた前橋市の母親(38)の初公判が13日、前橋地裁(吉井広幸裁判官)であり、検察側が懲役1年を求刑して結審した。母親は被告人質問で、東京電力福島第1原発事故による放射能汚染を懸念する夫の方針で輸入食材が中心の生活となり、「ストレスを抱えていた」と証言した。
起訴状によると、母親は6月、小4の次男の顔面を殴り首を絞めたほか、左手の甲にたばこの火を押しつけ、全治2週間のけがをさせたとしている。
被告人質問で弁護側は、母親が輸入食材を中心に購入し、県内の食材を敬遠して県外まで買い出しに行っていたと指摘。給食を食べさせないため、学校に弁当を持参させていたという。
母親は「(放射能から子供を守ろうとする)夫の思いもわかるので協力していた」とする一方、食費が家計を圧迫して家賃などを滞納。家計のやりくりなどで悩む中、買い置きしていた輸入菓子を次男が無断に食べたため、暴行に及んだ。「輸入菓子はスーパーには少ない。盗み食いされて頭に来た」という。
放射能の影響を懸念する気持ちもわかりますが、いくら輸入食材しか食べないようにしても、今も放射能は漏れ続けているわけだから、群馬で生活してたら意味がないんですよ。
あまりにエスカレートしすぎると今回のような結果になってしまうので、ある程度諦めるといったら語弊がありますが、放射能のことはほどほどにしておいた方がいいと思います。
でないと、生活に影響が出すぎて、生きづらくなってしまいますよ。
前橋の次男虐待:母、公判で証言「放射能懸念でストレス」 懲役1年を求刑 /群馬(毎日新聞 8月14日(火))
連れ子の次男(10)に虐待して軽傷を負わせたとして傷害罪に問われた前橋市の母親(38)の初公判が13日、前橋地裁(吉井広幸裁判官)であり、検察側が懲役1年を求刑して結審した。母親は被告人質問で、東京電力福島第1原発事故による放射能汚染を懸念する夫の方針で輸入食材が中心の生活となり、「ストレスを抱えていた」と証言した。
起訴状によると、母親は6月、小4の次男の顔面を殴り首を絞めたほか、左手の甲にたばこの火を押しつけ、全治2週間のけがをさせたとしている。
被告人質問で弁護側は、母親が輸入食材を中心に購入し、県内の食材を敬遠して県外まで買い出しに行っていたと指摘。給食を食べさせないため、学校に弁当を持参させていたという。
母親は「(放射能から子供を守ろうとする)夫の思いもわかるので協力していた」とする一方、食費が家計を圧迫して家賃などを滞納。家計のやりくりなどで悩む中、買い置きしていた輸入菓子を次男が無断に食べたため、暴行に及んだ。「輸入菓子はスーパーには少ない。盗み食いされて頭に来た」という。
まだ最終的な裁判の結果が出てないのでなんとも言えませんが、ようは、利用者が2年経った直前に解約すると損をしてしまうということですよね。
だったら、残り月数に対して、解約金を設定すればよいのではないでしょうか。
でも、こういう中途契約に対するペナルティって他にもあるような気がしますが、それも全部訴えたらどうなるんでしょうか?
NTTドコモとの裁判では、NTT側が勝訴したみたいですし、答えがないことに対して答えを出すってほんと難しいですね。
ケータイ途中解約金訴訟で KDDIが敗訴! それでも“2年縛り”はなくならない!?(週プレNEWS 8月4日)
“2年縛り”とは、ケータイの基本料金を割り引く代わりに、2年間ごとの契約継続を求めるもの。ただし、更新月以外に解約を
すると9975円もの解約金がかかってしまう。auの場合、「誰でも割」がそれにあたり、特定の料金プランが50%割り引か
れるのだ。
しかし、この「2年縛りは不当である!」とキャリア3社を訴えているのが京都のNPO法人「京都消費者契約ネットワーク」だ。
7月19日、一連の訴訟の第2弾である、対KDDI(au)裁判の判決が京都地裁で言い渡された。第1弾のNTTドコモとの裁判では、原告の請求を棄却した京都地裁だが、今回は一転。なんと、KDDIに対して「契約を締結するに際し、解約金条項を内容とする意思表示を行なってはならない」、つまり、「現行の2年縛りが不当である」という内容の判決を下したのだ。
京都消費者契約ネットワークの長野浩三弁護士が今回の判決の意義を語ってくれた。
「解約金条項について差し止め命令が出たことは大いに意味があると考えています」
しかし、先の対ドコモ裁判とはまったく逆の結果なのはどうして!? ケータイの料金制度に詳しい後藤一泰氏はこう語る。
「今回の裁判では、利用者が解約した際のKDDI側の損害額を月4000円と算出したのです。すると2年縛りの契約期間満了
まで残り1ヵ月、2ヵ月の利用者が解約した場合、解約金9975円がその損害額を上回ることになります。2年縛りの解約金は
、残りの月数に関係なく一律9975円ですから、それは適切な額ではないと判断されたのです」
となると、KDDIは今後2年縛りを利用者に?押しつける?ことはできなくなる!? また、2年間の契約期間満了まで残り1ヵ
月、2ヵ月の利用者は解約金を支払わなくてもOK?
「いえいえ、この判決がそのまま確定するわけではありません。相手は100 %控訴してきますから。こちらも主張の多くが認
められていない以上、控訴します」
と語るのは、前出の長野弁護士。「100%控訴する」と指摘されたKDDIにも話を聞いたが……。
「今回の判決では当社の主張が一部認められず、遺憾に思います。判決内容を確認し、控訴するかどうかも含め、検討中です。現
時点では、販売政策などへの変化はありません」(KDDI広報部)
と、涼しい答え。態度は留保しているものの、今回の地裁判決を受け入れて「2年縛り撤廃」に動くことはまずなさそうだ。
ケータイ研究家の木暮祐一武蔵野学院大学准教授は、今回の判決を以下のように評価する。
「わが国の通信サービスをめぐる問題で、今回のように消費者側の意見が受け入れられることは非常にまれで、画期的な判決だと
思います。KDDIは2年間の長期契約の見返りが『基本使用料の50%オフ』としていますが、今回の裁判で、約8割のユーザーがこの割引施策を選択していることが明らかになりました。それで経営が成り立っているなら、基本使用料の根拠自体が揺らぎます」
そして木暮教授はKDDIの値引き制度の問題点についても言及した。
「また、キャリア各社は、端末代金の24回分割払いを導入する一方、2年間月々の料金を値引きする『月々サポート』『毎月割』『月月割』などの制度を導入しています。ところが2年以内に解約すると、分割で支払っていた端末代金の残額を一括精算しなければならない上、こうした割引制度も消滅し、多額の支出が必要になる。つまり、解約金による2年縛りがなくても、『2年以内に解約しづらい状況』はつくられているわけです。キャリア各社は、2年縛りや解約金を廃止し、サービスや料金で真っ当な競争をすべきです」
次の注目は、秋にも下される予定の、対ソフトバンクモバイル裁判。しかし、ここでまた「2年縛り不当」という判決が出ても、控訴審へ結論が持ち越されることは必至。木暮氏の言う「キャリア同士が真っ当に競争する時代」には、まだまだ時間がかかりそうだ。
だったら、残り月数に対して、解約金を設定すればよいのではないでしょうか。
でも、こういう中途契約に対するペナルティって他にもあるような気がしますが、それも全部訴えたらどうなるんでしょうか?
NTTドコモとの裁判では、NTT側が勝訴したみたいですし、答えがないことに対して答えを出すってほんと難しいですね。
ケータイ途中解約金訴訟で KDDIが敗訴! それでも“2年縛り”はなくならない!?(週プレNEWS 8月4日)
“2年縛り”とは、ケータイの基本料金を割り引く代わりに、2年間ごとの契約継続を求めるもの。ただし、更新月以外に解約を
すると9975円もの解約金がかかってしまう。auの場合、「誰でも割」がそれにあたり、特定の料金プランが50%割り引か
れるのだ。
しかし、この「2年縛りは不当である!」とキャリア3社を訴えているのが京都のNPO法人「京都消費者契約ネットワーク」だ。
7月19日、一連の訴訟の第2弾である、対KDDI(au)裁判の判決が京都地裁で言い渡された。第1弾のNTTドコモとの裁判では、原告の請求を棄却した京都地裁だが、今回は一転。なんと、KDDIに対して「契約を締結するに際し、解約金条項を内容とする意思表示を行なってはならない」、つまり、「現行の2年縛りが不当である」という内容の判決を下したのだ。
京都消費者契約ネットワークの長野浩三弁護士が今回の判決の意義を語ってくれた。
「解約金条項について差し止め命令が出たことは大いに意味があると考えています」
しかし、先の対ドコモ裁判とはまったく逆の結果なのはどうして!? ケータイの料金制度に詳しい後藤一泰氏はこう語る。
「今回の裁判では、利用者が解約した際のKDDI側の損害額を月4000円と算出したのです。すると2年縛りの契約期間満了
まで残り1ヵ月、2ヵ月の利用者が解約した場合、解約金9975円がその損害額を上回ることになります。2年縛りの解約金は
、残りの月数に関係なく一律9975円ですから、それは適切な額ではないと判断されたのです」
となると、KDDIは今後2年縛りを利用者に?押しつける?ことはできなくなる!? また、2年間の契約期間満了まで残り1ヵ
月、2ヵ月の利用者は解約金を支払わなくてもOK?
「いえいえ、この判決がそのまま確定するわけではありません。相手は100 %控訴してきますから。こちらも主張の多くが認
められていない以上、控訴します」
と語るのは、前出の長野弁護士。「100%控訴する」と指摘されたKDDIにも話を聞いたが……。
「今回の判決では当社の主張が一部認められず、遺憾に思います。判決内容を確認し、控訴するかどうかも含め、検討中です。現
時点では、販売政策などへの変化はありません」(KDDI広報部)
と、涼しい答え。態度は留保しているものの、今回の地裁判決を受け入れて「2年縛り撤廃」に動くことはまずなさそうだ。
ケータイ研究家の木暮祐一武蔵野学院大学准教授は、今回の判決を以下のように評価する。
「わが国の通信サービスをめぐる問題で、今回のように消費者側の意見が受け入れられることは非常にまれで、画期的な判決だと
思います。KDDIは2年間の長期契約の見返りが『基本使用料の50%オフ』としていますが、今回の裁判で、約8割のユーザーがこの割引施策を選択していることが明らかになりました。それで経営が成り立っているなら、基本使用料の根拠自体が揺らぎます」
そして木暮教授はKDDIの値引き制度の問題点についても言及した。
「また、キャリア各社は、端末代金の24回分割払いを導入する一方、2年間月々の料金を値引きする『月々サポート』『毎月割』『月月割』などの制度を導入しています。ところが2年以内に解約すると、分割で支払っていた端末代金の残額を一括精算しなければならない上、こうした割引制度も消滅し、多額の支出が必要になる。つまり、解約金による2年縛りがなくても、『2年以内に解約しづらい状況』はつくられているわけです。キャリア各社は、2年縛りや解約金を廃止し、サービスや料金で真っ当な競争をすべきです」
次の注目は、秋にも下される予定の、対ソフトバンクモバイル裁判。しかし、ここでまた「2年縛り不当」という判決が出ても、控訴審へ結論が持ち越されることは必至。木暮氏の言う「キャリア同士が真っ当に競争する時代」には、まだまだ時間がかかりそうだ。
この犯人は全く反省の色がないですね。
金目的どうこうの前に、人の命を奪っているわけですからね。
死刑になってもおかしくない犯罪行為なんですから、一生刑務所で暮らせるだけでもありがたいと思った方がいいですよ。
熊本のタクシー運転手殺害:「無期」に不服、被告が最高裁に上告 /熊本(毎日新聞7月31日)
控訴審を担当した弁護士によると、判決は強盗を認定しているが、小糸被告は「金を取る目的はなかった」などと主張しているという。
控訴審判決によると小糸被告は昨年4月6日未明、熊本市内で一安秀男さん(当時63歳)運転のタクシーに乗車。菊池市の野菜集荷場倉庫前で、一安さんの 首などを果物ナイフで刺すなどして、現金約1万3000円を奪い、トランクに閉じ込めて放置し出血性ショックで死亡させた。