ネット上にある情報は割と真実が多いので、書き込みを取り締まるのはほどほどにしてもらいたいですね。
ただ、今回のケースは書き込んだ本人が個人情報の開示を許可しているので、あまり問題はないと思います。
しかし、本当のブラック会社のことを書いていて、その個人情報を勝手に開示されたり、会社側から損害賠償を請求されたりしてしまう世の中にはなってもらいたくないですね。
そんなことをしたら、みんなブラック会社を調べる手段がなくなってしまいますし、世の中ブラック会社だらけになってしまいますからね。
悪いことをして金を稼いでる会社が、自分の悪評を消すために、かたっぱしから訴訟を起こすと脅しをかけるようにもなってしまうと思いますし。
現に、ある程度名前が知られているのに、悪い書き込みがない会社なんかは、脅しをかけて書き込みを消していますしね。
悪いものを悪いとはっきり言える世の中になってもらいたいですね。
損害賠償はらむネット投稿に警鐘 不当な中傷は現実社会と同様(福井新聞ONLINE 9月9日)
掲示板サイトでの中傷書き込みに賠償を求めたいとし、福井市のIT企業がプロバイダー(接続業者)の福井ケーブルテレビに発信者情報の開示を求めた訴訟で、テレビ側は書き込みをした人の了解を得て住所、氏名を伝えた。匿名性を隠れみのに過激な言論が飛び交うインターネットの世界。度を超すと損害賠償につながりかねない危うさが浮き彫りになった。専門家は「甘く見ると取り返しのつかない事態になる」と注意を促す。
■名無しさん
福井市内のインターネットカフェ。個室からキーボードをたたく音が響く。就職活動で企業の評判を調べ、掲示板サイトで中傷書き込みを多く見たという利用客の大学4年男性(21)=同市=は「バカとかカスとか会社や社員らの悪口が平気で並ぶ。内容を信じる人もいるのでは。子どもがまねして、いじめの道具に掲示板を使うとも聞いた」と眉をひそめる。
芸能人や犯罪加害者らの住所など個人情報も見かけると話し、「ネットは便利だが怖さもある。他人を批判するなら、自分の本名をさらけ出すぐらいの覚悟を背負うべきだ」とする。
「ばれないと思って態度が大きくなってしまう」。インターネット関連法に詳しい牧野二郎弁護士(東京都)は、中傷書き込みがはやる理由の第一に匿名性を挙げる。掲示板では投稿者欄に「名無しさん」などと記され、無記名で書き込める。牧野弁護士は「スマートフォンが普及してアクセスが楽になり、思いつきで、安易に中傷してしまう人が増えたような印象を持つ」と指摘する。
■技術的に可能
「発信した者の氏名及び住所を開示せよ」。福井ケーブルテレビとの訴訟でIT企業側は、掲示板サイト「爆サイ.com」に「ブラック企業」と書き込んだ人物の個人情報を求めた。投稿は匿名であっても、プロバイダーには発信者情報の記録が残るからだ。技術的に本人にたどり着くことは可能とされる。
テレビ側は顧客保護の観点から開示に慎重で福井地裁の判断に委ねるつもりだったが、書き込んだ人物が開示を許可したため「止める理由はない」と8月末、第1回弁論で請求に応じた。IT企業側は発信者に損害賠償を訴えたり、直接警告できるようになった。
■全国で増加傾向
福井ケーブルテレビはプロバイダーとして福井市内トップクラスのシェアを誇る。しかし、発信者情報開示請求を受けるのは初めてという。県内全体をみてもこうした請求は珍しいとみられ、同社顧問弁護士は「福井地裁への訴えは聞いたことがない」と話す。
だが、牧野弁護士によると全国では増加傾向にあり、請求を認める判決も相次いでいる。地裁でも今後増える可能性はある。
牧野弁護士は「内容にもよるが損害賠償となれば、数百万円を求められるケースも実際にある」と事態の重大さを強調する。投稿後に思い直し、削除しようとしても本人に権限がない場合が多く「自分の知らないうちに書き込みが広がり続け、後に大変な責任を負わされる危険もある。ネットであっても不当な中傷は現実社会と同じく、訴えられるリスクをはらむことを認識すべきだ」と警鐘を鳴らしている。
ただ、今回のケースは書き込んだ本人が個人情報の開示を許可しているので、あまり問題はないと思います。
しかし、本当のブラック会社のことを書いていて、その個人情報を勝手に開示されたり、会社側から損害賠償を請求されたりしてしまう世の中にはなってもらいたくないですね。
そんなことをしたら、みんなブラック会社を調べる手段がなくなってしまいますし、世の中ブラック会社だらけになってしまいますからね。
悪いことをして金を稼いでる会社が、自分の悪評を消すために、かたっぱしから訴訟を起こすと脅しをかけるようにもなってしまうと思いますし。
現に、ある程度名前が知られているのに、悪い書き込みがない会社なんかは、脅しをかけて書き込みを消していますしね。
悪いものを悪いとはっきり言える世の中になってもらいたいですね。
損害賠償はらむネット投稿に警鐘 不当な中傷は現実社会と同様(福井新聞ONLINE 9月9日)
掲示板サイトでの中傷書き込みに賠償を求めたいとし、福井市のIT企業がプロバイダー(接続業者)の福井ケーブルテレビに発信者情報の開示を求めた訴訟で、テレビ側は書き込みをした人の了解を得て住所、氏名を伝えた。匿名性を隠れみのに過激な言論が飛び交うインターネットの世界。度を超すと損害賠償につながりかねない危うさが浮き彫りになった。専門家は「甘く見ると取り返しのつかない事態になる」と注意を促す。
■名無しさん
福井市内のインターネットカフェ。個室からキーボードをたたく音が響く。就職活動で企業の評判を調べ、掲示板サイトで中傷書き込みを多く見たという利用客の大学4年男性(21)=同市=は「バカとかカスとか会社や社員らの悪口が平気で並ぶ。内容を信じる人もいるのでは。子どもがまねして、いじめの道具に掲示板を使うとも聞いた」と眉をひそめる。
芸能人や犯罪加害者らの住所など個人情報も見かけると話し、「ネットは便利だが怖さもある。他人を批判するなら、自分の本名をさらけ出すぐらいの覚悟を背負うべきだ」とする。
「ばれないと思って態度が大きくなってしまう」。インターネット関連法に詳しい牧野二郎弁護士(東京都)は、中傷書き込みがはやる理由の第一に匿名性を挙げる。掲示板では投稿者欄に「名無しさん」などと記され、無記名で書き込める。牧野弁護士は「スマートフォンが普及してアクセスが楽になり、思いつきで、安易に中傷してしまう人が増えたような印象を持つ」と指摘する。
■技術的に可能
「発信した者の氏名及び住所を開示せよ」。福井ケーブルテレビとの訴訟でIT企業側は、掲示板サイト「爆サイ.com」に「ブラック企業」と書き込んだ人物の個人情報を求めた。投稿は匿名であっても、プロバイダーには発信者情報の記録が残るからだ。技術的に本人にたどり着くことは可能とされる。
テレビ側は顧客保護の観点から開示に慎重で福井地裁の判断に委ねるつもりだったが、書き込んだ人物が開示を許可したため「止める理由はない」と8月末、第1回弁論で請求に応じた。IT企業側は発信者に損害賠償を訴えたり、直接警告できるようになった。
■全国で増加傾向
福井ケーブルテレビはプロバイダーとして福井市内トップクラスのシェアを誇る。しかし、発信者情報開示請求を受けるのは初めてという。県内全体をみてもこうした請求は珍しいとみられ、同社顧問弁護士は「福井地裁への訴えは聞いたことがない」と話す。
だが、牧野弁護士によると全国では増加傾向にあり、請求を認める判決も相次いでいる。地裁でも今後増える可能性はある。
牧野弁護士は「内容にもよるが損害賠償となれば、数百万円を求められるケースも実際にある」と事態の重大さを強調する。投稿後に思い直し、削除しようとしても本人に権限がない場合が多く「自分の知らないうちに書き込みが広がり続け、後に大変な責任を負わされる危険もある。ネットであっても不当な中傷は現実社会と同じく、訴えられるリスクをはらむことを認識すべきだ」と警鐘を鳴らしている。
PR