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法治国家って何なんだろう・・・
と考えさせられる物語です。
少年犯罪と罰についてはどんなに意見を出しあっても結論はでないでしょう。
更生の可能性という何ともあやふやなものを話し合わないといけないですから。
裁判員裁判が始まったばかりにこの映画です。見てみる価値、考える価値あるとおもいます!


◆映画「さまよう刃」主演・寺尾聰「罪と罰のバランス」(10月20日 産経新聞)

まな娘を殺害された犯罪被害者の遺族感情と、少年犯罪をテーマにした直木賞作家、東野圭吾のベストセラーを映画化した「さまよう刃」。犯人に復讐(ふく しゅう)しようとする被害者の父親を熱演した寺尾聰は、「最愛の娘を殺された父親が、さまよいながら最後にたどり着く答えは何か。自分なりに探ってみた かった」と語る。

《妻を亡くし、一人娘の成長だけを楽しみに生きてきた長峰(寺尾)だが、娘はある日、遺体で発見される。一向に捜査が進まない中で、ある日長峰の元に、 犯人の名前を告げる匿名電話がかかってくる。告げられた「犯人」は、少年法によって保護される少年だった。長峰は少年の自宅に向かうが…》

少年が起こした犯罪として大きくクローズアップされた山口県光市の母子殺害事件。遺族である本村洋さんの会見をテレビで見て、「画面を通して彼の悲しみ がひしひしと伝わってきた。本当に怒った人の言葉って本物なんだよね。苦しみを胸に秘め、冷静な言葉で日本中の人の心を打った」という寺尾。

自分なりに愛する子供を奪われた“長峰像”を作り上げ、犯人に復讐しようとする父親のさまざまな葛藤(かっとう)や悩みを、体ごと表現しようとしたという。

「子供っていうのは、自分の命と引き換えにできる唯一の存在なんだよね。子供が生きていく世の中が、平和で住みよい社会であってほしいと願うのは親とし てみんな同じなんだ」。偶然、新しく始まる裁判員制度についての本を読んでいた時期にこの仕事のオファーがあり、引き受けることを決めたという。

「今の日本の罪と罰のバランスを見つめるきっかけになってくれたらいい。そんな問題を提起するのが、社会派というジャンルの映画に携わった者の使命の一つだと思う」

梅田ブルク7ほかで公開中。
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