自分で、最近死刑執行された2人よりひどいことしてるから、死刑も覚悟してるし、自分の死をもって罪を償うって…なかなかの覚悟だね。
そんな話を聞いて、実際に死刑判決を裁判員は出せるのかな?!
でも…殺害方法とか聞くと、人間じゃないみたいだし…違う人とか、二重人格みたいな人の犯行だよね!!
◆裁判員裁判:池田被告部分判決 覚せい剤密輸有罪 2人殺害は来月から審理 /神奈川(10月15日毎日新聞)
2人を殺害したとして強盗殺人など九つの罪に問われた住所不定、無職、池田容之被告(32)の裁判員裁判で、横浜地裁(朝山芳史裁判長)は14日、区分審理が適用された覚せい剤密輸と公務執行妨害事件について、いずれも有罪とする部分判決を言い渡した。11月1日から強盗殺人などが審理され、16日に最終判決で量刑が言い渡される。裁判員裁判で例のない死刑求刑の可能性もあり、改めて選任される裁判員の判断が焦点となりそうだ。
池田被告は部分判決の宣告に先立ち「死刑になっても受け止める。16日まで(判決を)受ける準備をしていくつもりです」と語り、極刑を意識していることを改めて明かした。
部分判決によると、池田被告は09年、福島・新千歳両空港にスーツケースに隠した覚せい剤計約7・6キロを密輸。逮捕後の今年2月には県警留置施設内で警察官に約1週間のけがをさせた。国際指名手配中の近藤剛郎容疑者(26)から覚せい剤密輸の手伝いを誘われた際の動機について、朝山裁判長は「密輸に成功して巨額の利益を得て、将来的にステップアップしたいという思惑から承諾した」と指摘。「(覚せい剤の『運び屋』ら)素人集団を束ねキーマンとして重要な役割を果たした」と断じた。
午前の法廷で、池田被告は「自分がどういう刑に値するのか、割と早い段階から認識した。いまだ、反省や償いの答えは出せていない」と説明。裁判員に対し、「私の裁判に貴重な時間を割いていただき、心労を与えてしまったことを深く謝罪します。どういう判決をいただくにせよ、誰を恨むことも致しません」と語った。【中島和哉、山田麻未】