忍者ブログ
裁判所関連の情報やニュースを紹介していきます!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

以前に、競馬予想会社がぼろもうけをして脱税していたという事件がありましたが、今回は個人の方なんですね。
しかも、28億7千万投資して、30億円の配当ってとてつもないです。
競馬の期待値は75%なので、通常は28億7千万は約21億に減ってしまうはずなんです。
それを30億に増やしたということは、この人は競馬の必勝法を見つけてしまったんですね。
しかし、どうやって28億ものお金を集めたのでしょうか?
初めは少額をかけて、少しづつ増やしていったのでしょうか?
色んな疑問が残る事件ですね。


<脱税>競馬の5.7億円 ハズレ券、経費と認めず(毎日新聞 11月29日)

 競馬で稼いだ所得を申告せず、07~09年に約5億7000万円を脱税したとして、大阪市の会社員

の男(39)が所得税法違反で大阪地裁に起訴された。男は総額28億円もの馬券を購入し、1億円を超

す利益を得ていたが、大阪地検は外れ馬券の購入額を必要経費と認めず、実際のもうけを大幅に上回る脱

税額で立件した。19日にあった初公判で男は「一生かかっても払いきれない。税額を見直してほしい」

と訴えた。男の主張を裁判所はどう判断するのか--。

 関係者によると、男は過去のレース戦績を分析して市販の競馬予想ソフトを改良し、独自のシステムを

構築。04年ごろからインターネットで馬券を大量に購入するようになった。決済用銀行口座に最初に1

00万円を入金した後は残高が順調に増え、馬券の購入額も跳ね上がった。立件対象となった07~09

年は、計約28億7000万円の馬券を購入し、約30億円の払戻金を獲得。利益は約1億4000万円

にも上った。

 大阪国税局が強制調査に乗り出し、告発を受けた地検が11年2月に在宅起訴した。来月10日に検察

側の求刑などがあり、結審する見通しだ。

 公判で検察側は「約30億円の払戻金は一時所得に当たる」と主張。収入から控除される必要経費につ

いて所得税法が「収入を生じた行為のために直接要した金額」と規定していることから、必要経費は当た

り馬券の購入額に限られるとして所得税額を約5億7000万円と算定した。一方、弁護側は「外れ馬券

の購入額約27億4000万円も経費に算入すべきだ」と反論している。

 起訴とは別に、男は05~09年分の競馬での払戻金について約10億円(地方税も含む)の課税処分

を受け、大阪国税不服審判所に審査請求している。

 男は、競馬のもうけのうち約7000万円を株や投資信託につぎ込んだが、リーマン・ショックで損失

を出したという。現在は妻子を抱えながら、手取り約30万円の月給から約8万円を税金支払いに充てて

いる。

 大阪国税局によると、一般のサラリーマンは給与所得以外の所得が年間で20万円以上だと確定申告す

る必要がある。競馬の払戻金については、検察側や国税当局の運用に沿った場合、当たり馬券購入額を差

し引いた金額が年間で90万円以上だと申告義務が生じる。宝くじの当選金は非課税だ。
PR
忍者ブログ [PR]